日本文理大学医療専門学校

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卒業生の声

現場が求める医療スペシャリストを育成し、資格取得まで確実にバックアップします。

卒業生からのメッセージ

  • 診療放射線学科

    迅速な撮影ができるよう対応力を強化中。

    川田 圭亮さん

    川田 圭亮さん 2014年 診療放射線学科卒業 大分県立宇佐高校出身 特定医療法人北九州病院 北九州総合病院 勤務

    診療放射線技師の仕事に就いたきっかけは?

    医師や看護師へのサポートを通じて、患者様を笑顔にしたいと思ったから。

    直接患者様に接しながら医師や看護師をサポートする診療放射線技師に魅力を感じ、特待生制度を利用して入学しました。職場では現在、CT、MRIなどのさまざまな医療用画像機器を担当しています。特に血管造影、心臓カテーテル担当時は他の医療従事者と関わる機会が多く、任される責任感とともにやりがいを感じます。また、救急外来の担当時は迅速・正確な撮影が求められるので、先輩技師から吸収し対応力を身につけています。

    この学校を選んで良かったことは?

    資格取得に向けた強力な支援があり、接遇面での強化が図れた。

    国家試験合格に向けたバックアップ体制が充実していることです。先生方の熱意がこちらにも伝わり、とても励みになりました。また、普段からコミュニケーションの重要性や接遇面の向上を心掛けるよう指導を受けていたので、一方通行ではなく自然な会話ができるように接しています。撮影を行った患者様から「最近の診療放射線科は雰囲気が明るくなったね」と声を掛けていただいた時は嬉しかったですね。

    未来の診療放射線技師にメッセージを

    業界の進化に対応しながら、同じ医療人として頑張ろう。

    医療は日々進化しますから、就職後も知識・技術の積み重ねはずっと続きます。私が勤務する総合病院の場合、一般撮影だけでも多種多様な撮影方法があり、私はまずそれを覚えることからのスタートでした。その日実施した撮影方法の詳細、先輩からのアドバイスを専用ノートに整理してまとめ、就業前に読み返す習慣を今も続けています。頑張って国家資格を取得し、同じ医療人として患者様のために頑張りましょう。

    どんな仕事?

    診断・治療の画像情報提供

    診療放射線技師は、医療施設などで医師の指示のもと、X線撮影装置やCT装置、MRIなどの医療機器を操作して体内の必要な部位の撮影を行い、患者様の診断や治療に必要な画像情報を提供する医療技術者です。また、放射線治療、放射線の管理も任されています。

    必要な資格は?

    要求把握力、気配りの精神

    医師の要求を正確に把握し、精度の高い画像情報を提供したり、患者様の様子に心を配りながら、負担の少ない撮影や治療ができる広い知識と高い技術が求められます。また、患者様や他の医療スタッフとのコミュニケーション能力も重要な資質です。

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  • 臨床検査学科

    オールマイティに活躍できるプロを目指したい。

    丸山 知夏さん

    丸山 知夏さん 2013年 臨床検査学科卒業 大分県立佐伯鶴城高校出身 独立行政法人国立病院機構 別府医療センター 勤務

    臨床検査技術の仕事に就いたきっかけは?

    病院で機敏に対応する、女性臨床検査技師の姿に憧れて。

    高校生の時、祖母の付き添いで訪れた病院で超音波検査を行う女性臨床検査技師に憧れて、医療業界に進むことを決めました。現在は入院前・手術前の生理検査、肺機能検査、心電図検査などを行っています。担当している心臓の超音波検査の場合は、患者様が緊張されるので気持ちをやわらげながら自覚症状をお尋ねしています。私たちが行う検査は治療方法に直接影響するだけでなく、患者様の命にもかかわる重要な仕事だと認識して臨んでいます。

    この学校を選んで良かったことは?

    先生方の指導で自覚を促され、人間的に成長できた。

    想像以上に密度の濃い授業と、毎日義務付けられるレポート提出がある学習環境が素晴らしいと思いました。そして、生活指導がしっかりしている学校というのも魅力でしたね。普段から時間厳守で、身だしなみやマナーも厳しく指導を受けていたからこそ、今、勤務先で社会人としてきちんとやっていけているという実感があります。在学中の先生方の指導がなければ、自分が望む形での就職もかなわなかったかもしれません。

    未来の臨床検査技師にメッセージを

    幅広い臨床検査技師の仕事。興味がある分野を目指そう。

    3年間で多くの内容を学ぶので、漠然と医療系の仕事に就きたいという気持ちだけでは長続きしません。私も経験を積む中で、まだ知らないことの多さに気付かされています。私は現在、検体検査を担当していませんが、オールマイティな技師を目指して超音波検査士の資格も取得するつもりです。これから臨床検査技師を目指す人は、扱う内容が幅広いので、その中から自分のやりたい分野を見つけてほしいですね。

    どんな仕事?

    さまざまな検査を実施

    臨床検査技師は、患者様の診断や治療方針を決定するため、あるいは病気の早期発見や予防を行うためにさまざまな検査を行う医療のスペシャリストです。主に血液検査や尿検査、組織を調べる病理検査、心電計や超音波診断装置などを用いた生理検査を行います。

    必要な資格は?

    データ分析力、向上心

    医学を理解した上で迅速かつ正確にデータを分析できる能力、患者様を気遣う人間性が求められます。また、検査内容の高度化や最先端システムの導入が進む中、向上心も必要です。病院、検査センターや薬品メーカー、食品メーカー、研究所まで活躍の場が広がっています。

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  • 臨床工学科

    角的な視野で常に最善・最良を模索。

    賀来 なつ美さん

    賀来 なつ美さん 2013年 臨床工学科卒業 大分県立大分南高校出身 医療法人新生会 高田中央病院 勤務

    臨床工学技師の仕事に就いたきっかけは?

    機械の操作が好きだったことと、将来は医療系の仕事に就きたくて。

    幼い頃から機械類の操作が好きだったことに加え、将来は医療系の仕事に就きたかったので、この職業選択は理想的でした。主な担当は透析業務で、来院される患者様のバイタルチェックのほか、採血検査に基づいた食事指導も行っています。私が質問に答えることで患者様の不安が軽減された時などは、やはり嬉しいですね。また、各病室に運んだ人工呼吸器などの管理も任されているので、自分が点検・修理したものが問題なく使用されていると安心します。

    この学校を選んで良かったことは?

    心強く感じた丁寧な指導や国家試験対策。充実の設備。

    まず挙げたいのは、先生方のわかりやすく丁寧な指導です。毎日、放課後かなり遅くまで残ってくださり、授業についての疑問点や国家試験対策を納得いくまで教えてくださる学校は稀少だと思います。そして、先生方から伺ったさまざまな興味深い実例も患者様との会話、人間関係づくりに生かされています。また、設備の面でも操作経験のある医療機器が多く、環境に恵まれていたと感じました。

    未来の臨床検査技師にメッセージを

    患者様の気持ちに寄り添い、最善・最良の対処ができるように。

    「まず患者様の気持ちを理解しよう」という姿勢を忘れず、知識と技術を高めていく技士を目指してほしいと思います。私はいつも上司から「多角的な視点で物事を捉えることで、最善・最良の対応ができる」とアドバイスを受けています。もっと自信を持って検査結果を迅速・正確に示し、説明できる臨床工学技士になることが目標なので、勉強を怠らず、これからは内視鏡業務なども幅広くこなせるようになりたいですね。

    どんな仕事?

    生命維持管理装置の操作

    臨床工学技士は、医師の指示のもと人工心肺や人工呼吸器、人工透析などの生命維持管理装置の操作や保守点検を行う医学と工学のスペシャリスト。患者様の生命を左右する責任ある仕事です。また、ME機器全般にわたる安全管理および病棟への貸付管理なども行います。

    必要な資格は?

    機器類の進化への適応力

    最先端の医療機器を操作して患者様の生命を維持する臨床工学技士には、理工学的な素養が不可欠。また、医師よりも患者様と向き合う時間が長いため、豊かな人間性や責任感も求められます。さらに医療の進歩に適応するためには、自ら学んでいく意欲も必要です。

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